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H7N9 中国で新たに6人感染

2014年01月15日

【新唐人2014年1月15日付ニュース】世界保健機関、WHOによると、中国のH7N9型鳥インフルエンザの感染者が新たに6人確認され、うち1人はすでに死亡し、3人が重体です。貴州省では感染の疑いのある男性が死亡し、湖北省ではH5N1型鳥インフルエンザの感染者が確認され、7万羽の鶏が殺処分されました。旧正月の帰省ラッシュを控え、感染拡大が懸念されています。

 

昨年春以来、中国各地ではH7N9型鳥インフルエンザ感染者が相次ぎ確認され、台湾の2人、香港の3人を含めて175人が感染。うち、51人は死亡しています。旧正月が近づくにつれ、人口の大規模移動による感染拡大が懸念されています。

 

官製メディア「新華社」によると、貴州省ではH7N9型鳥インフルエンザ感染の疑いのある男性が死亡しました。男性は浙江省で働く出稼ぎ労働者で、1月9日に死亡しました。

 

貴州省疾病予防抑制センター

「浙江省の死亡例ははっきりわかりません」

 

報道によると、広東省「天農食品有限公司」の総裁がH7N9型鳥インフルエンザを「A型インフルエンザ」に改名するよう提案したそうです。H7N9型鳥インフルエンザが拡大を続ければ、会社は生きた鶏の回収を停止せざるを得ないため、農民が反乱を起こし、社会不安を引き起こすと話しています。

 

湖北省黄石市陽新県では先日、H5N1鳥インフルエンザの感染例が確認され、7万羽の鶏が殺処分されました。

 

湖北省黄石市陽新県排市鎮萬家村養鶏農家 李さん

「7日7万羽以上殺処分し、経済損失は200万元以上、鶏1羽当たり4元賠償するそうですが、いつになるかわかりません。村の鶏は数十万羽です」

 

すでに公開されたデータによると、今年に入ってから、1月13日までに、中国では5つの省と市で25人のH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されました。香港では、3人目の感染者である65歳の男性が、13日に死亡しました。男性は発病前に広東省深セン市に渡っていました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/14/atext1043635.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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